こんにちは、ぴぴぴです。
大学生の皆さん、新しいアルバイトを始めたい、どんなバイトが効率よく稼げるのか知りたい、と考えてはいませんか?
そんな時、よく高時給であると耳にする「塾でのアルバイト」
大学1年生から現在まで、5年ほど2種類の塾でアルバイトをしてきた私が、塾のアルバイトについてご紹介します。
どんな仕事をするの?時給はいいの?よくブラックって聞く…と気になっている方、ぜひ読んでいってくださいね。
塾のアルバイトは大きく2種類
「塾でのアルバイト」というと塾講師、を考える方が多いのではないでしょうか?
実は、塾でのアルバイトは大きく分けて2種類に分類できます。
・塾講師
・チューター
塾講師、というのはみなさんの想像通り。クラス、あるいは1~3人の生徒に対し、授業をすることが仕事です。
一方でチューターとはなんでしょうか?
実際に塾に通われていた方なら何と無く想像がつきますね。
チューターというのは、「生徒の学習をサポートする人」になります。
具体的には、
・塾に来た生徒の勉強の進み具合を確認
・うまく勉強が進んでいない生徒へのアドバイス
・生徒の模試や通知表の管理
・塾で行われる保護者面談や生徒面談の補助
・質問対応
と言ったところでしょうか。チューター業務というのは塾によって様々ですから、なかなか説明しきれませんね。
それでは、それぞれの業務の内容を詳しく見て行きましょう。
講師
先にも述べましたが、塾講師、という仕事はみなさんの想像通りです。
・個別指導
・クラスを持って授業
どちらかに分類されます。
授業は60分から80分である塾がほとんどでしょう。
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どんな風に授業をするの?
特に方針が決まっている塾は少ないです。
個別指導であれば、生徒本人に学びたいことを聞き、それを中心に授業計画を講師本人が立てていきます。適切なテキストや、問題がわからない場合には社員に訪ねることになるでしょう。
クラスを受け持つことになれば、生徒の学びたいことよりは、年間通しての計画通りに授業を進めていくことが求められます。多くの生徒を受け持つことになりますから、みんなにわかるような授業を意識しなければなりません。
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時給は?
私の塾では、1200円でした。
ただ、医学科生や、東大京大といった明らかに賢い人であれば1500円で働くことができます。
また、筆者は地方で塾のアルバイトをしていますので、関東圏、関西圏の時給はもう少し高くなるでしょう。
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どんな人が向いている?
ある程度の学力がある人でないと難しいでしょう。
中学生を相手にした授業であれば、多くの大学生は対応できるかとは思いますが、中学生と言っても中高一貫校の生徒が来ることだってあります。
中高一貫校の生徒であれば中学二年生であっても高校数学をやっていたりしますから、学力に自信がない人にはオススメしません。
筆者の塾にもセンターで500点ほどの学力の人が働いていましたが、生徒に対して答えられない質問が多く、保護者の方からクレームがきて受け持ちを外されたりしていました。
生徒の学力にもよりけりですが、センターで700点を取れた人であればほとんどの生徒に対応できるでしょう。
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塾講師のデメリット
時給はいいですが、働く時間が稼げない、というのが最大のデメリットです。
授業であれば夕方から2〜3コマしか授業ができませんから、時給が1200円でも一日2400円〜3600円しか稼げないんですね。
働く時間がたくさんある!という方であれば、時給が低くてもレジ打ちや居酒屋なんかの方が稼げることがほとんどです。
また、曜日固定の塾がほとんどなので、毎週◯曜日はバイト!というようになってしまいます。どうしても飲み会なんかが入ってしまった場合は塾に連絡を入れ、生徒に事前に休むことを伝え、代わりの先生を用意することになってしまいますから、なかなか面倒です。
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塾講師のメリット
とにかく体力を使いません。
個別指導であれば座って授業をすることが多いですし。勉強が得意で、体力は使いたくない、ということであれば適職でしょう。
チューター
では、チューター業務について見ていきます。
最初に述べたように、主な業務は
・塾に来た生徒の勉強の進み具合を確認
・うまく勉強が進んでいない生徒へのアドバイス
・生徒の模試や通知表の管理
・塾で行われる保護者面談や生徒面談の補助
・質問対応
になります。塾によりけりですが。
一つ一つ見ていきます。
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塾に来た生徒の勉強の進み具合を確認
特に、某映像授業を用いた塾では必須の仕事です。
直接先生の授業を受ける形の塾ではむしろありえない仕事です。
自発的に生徒が授業を進めなければならない塾の場合、中高生はうまく授業を進められません。
生徒が何をどこまで進めているのか、きちんと把握しておく必要があります。
まあ、当然ですよね、勉強したくないし。
しかし、社員(大人)にあれをやれ、これをやれ、と言われると反抗したくなってしまうのも事実。
ですから、比較的年の近い大学生アルバイトが「この時期までにこれは終わらせときたいね!頑張ろう!」と声をかけることが必要になるんです。
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生徒の模試や通知表の管理
生徒の学力を評価するためには模試や通知表が必須。更新契約の際の面談などでは、保護者の方に「これだけ成績が伸びました!」とアピールすることが必須。
そのためには資料をそれぞれ集めておかないといけないですね。
こちらを生徒から回収し、コピーして、ファイルに保管しておく、この一連の作業をすることがあります。
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面談の補助
保護者に対しての面談は社員がやることがほとんどです
ですが、保護者の面談に必要な資料の準備はアルバイトがすることがあります。
生徒に対しての面談をアルバイトがする塾はあるでしょう。うちもそうです。もしそういう塾であった場合は
・最近学校生活どう?
・受講はどれぐらい進んでる?
・志望校はどこ?
・なりたい職業は?
と言ったようなことを、うまく生徒から引き出す必要があります。
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質問対応
これはある程度学力があると判断されたバイトに任される仕事です。
映像授業をメインとする塾では、授業をしている先生に質問することはできませんから、誰か代わりに質問に答える必要があります。
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チューターにはどんな人が向いている?
「生徒と関わることが好き」な人であればどんな人でも大丈夫でしょう。
学力は特別求められません。
ただ、時に生徒に厳しくしたりすることもあります。「生徒とおしゃべりしてればいいんでしょ?」といった甘い考えの方はやめましょう。塾のためにも生徒のためにもなりません。
「生徒の学力を伸ばすために一緒に頑張ろう」と強く思う人であればきっと楽しく仕事ができます。
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時給は?
〜1000円のところが多いでしょうか。
能力によってさらに上がっていく塾がほとんどです。
特に質問対応ができるアルバイトは重宝されますから、医歯薬学部であれば塾講師と変わらない時給で働くこともできます。
ただ、質問対応ができない、という方であれば時給は飲食なんかと変わりませんから、好きな仕事を選べば良いと思います。
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チューターのデメリット
あらゆる業務をこなせないといけません。マルチタスクを抱えることもしばしば。あれもこれも、と同時に仕事をこなすことが難しいのであれば塾講師の方がいいでしょう。
また、シフト制ですから、大学のテスト期間なんかはどうしてもアルバイトの人数が減りがち。塾の業務はいつも通りあるわけですから、無理にバイトに出てくれ、と言われることもよくあります。
絶対に断れる!という人ならいいですが、断れなくてテスト勉強できなかった…ということになりそうな人にはお勧めできません。学業が一番ですからね。
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チューターのメリット
シフト制なので、ある程度稼ぐことができます。塾講師では全然働く時間がないですからね。
また、シフト制なので好きに休みの日を取ることができます。
学力に自信がなくても働けることもメリットでしょうか。学生と関わりたいけど学力に自信がない、という方にオススメです。
まとめ
いかがでしたか。
塾で働きたい、とはいってもいろんな業務がありますね。ご自分のライフスタイルに合わせて、いいバイト先を見つけてくださいね!
それでは。