お久しぶりです~忙殺されておりました。
すっかり冬ですね。自転車を乗り回す私はもう手袋が手放せません。
さて、本題ですが私は最近ハマっていることがあります。「断捨離」です。
世間では少し前から流行っていたように思いますが、とうとう私の精神を侵食し始めました。
今回は
・どうして断捨離に目覚めたのか
・断捨離を始めて何を感じたか
についてお話ししたいと思います。
断捨離を始めた理由
まずは断捨離を始めた理由から。
理由は大きく分けて二つです。
プチストレスから解放されたい
私は断捨離をしよう!と突然思いたった訳ではありません。
私は、「ああ、今日もものをなくした」「今朝鍵がなくてすごく焦った」という"散らかっている部屋"によってストレスを生んでいることに少しづつ気づいていましたが、見て見ぬ振りをしてきました。それでも誤魔化しながら生活してきた結果24歳になってしまったのですが、ある時ふとこう感じたのです。
「人生のうちどれだけの時間を"ものを探す"ために費やすの?」
気づいてからは早かった。あまりに時間が勿体無い。さらにストレスを感じるなんてもっと勿体無い。無駄すぎる。部屋を片付けなければ。
ということで思い立ったが吉日。Twitterで断捨離用アカウントを作り、断捨離アカの皆様のツイートを見てモチベーション上げてこうじゃないかと動き始めたのが11月の出来事でした。
マキシマリストであることが辛い
断捨離を始めた理由はもう一つあります。
「マキシマリスト」という言葉をご存知ですか?
ミニマリストという言葉が流行り始めて数年、逆に「ものが多い人」を指す言葉として「マキシマリスト」という言葉が使われるようになってきました。
私はマキシマリストです。断捨離を始めた今も、なかなか治りません。
マキシマリストと一口に言ってもいろいろあって、
・とにかく買い物が多いタイプ
・捨てられないタイプ
・両方を兼ね備えたタイプ
このように分類できます。(他にもあるかもしれません)
私の場合は「捨てられないタイプ」です。たとえば、美術館の半券、受験に使った文房具、母からもらったペンケース……これらは壊れていようが破れていようが「私の大切な思い出だから」とぜ~~~~んぶ保管……というか捨てられずにいました。
だけど、よく考えてみると
・この先の60-80年分の思い出の品を抱えていたら家が破裂する
・今は手元にない思い出の品は思い出せない
全部の思い出の品を抱えきることは無理なのだから、手放してもいいじゃない。きっと目に入らなくなってしまえば、その品のことを思い出さなくなる。そんな風に感じるようになりました。
思い出の品のことは忘れてしまうかもしれないけど、思い出は残るはず。妹から始めてもらったプレゼントは泣く泣く手放したけど、手放したことは覚えていると思うんですよね。
断捨離を始めて感じていること
断捨離を始めて1ヶ月。まだまだものが多い私の部屋ですが、それでも得られたものがそこそこにあります。
何もしなくても部屋がある程度綺麗
まだまだ完全な状態ではないですが、「床が見えねぇ!」ってなることはなくなりました。別に「片付けなきゃ!」って毎日思っているわけではありません。
部屋にあるものの数が減っただけ。たったそれだけですが床をものが埋め尽くさなくなったんです。つまり床にあったものは全部ゴミだった………?
おそらく次の項目のことも関係しているとは思いますが。
ゴミをすぐ捨てる癖がついた
最初は気づいてなかったんですが、ある日、薬を飲んだあとナチュラルにゴミ箱を探している自分に気づいて驚きました。
ゴミを……その場に放ったらかしにしなくなっている………
今までは部屋のそこら中にゴミ(ゴミ出なくても特に必要のなかったもの)が転がっていたので、紙くず一つ転がっていても気にならなかったんですよね。
今はものがない部分の面積が多いから、ゴミ一つ転がっているだけで気になってしまう。したがって、細かいゴミをこまめに捨てるようになったわけです。これは地味に嬉しい。
あと部屋が綺麗だとゴミ箱がすぐ見つかる()
ものを定位置に置く癖がついた
今まで、ものをなくすたびに「置くとこ決めときなよ~」と言われてきました。
そしてその度に、「定位置に置くのめんどいやん!私は好きな時に髪をほどき、服を脱ぎたいんや!」と訴えてきました。
が、今はどうでしょう。
部屋を汚したくないために、定位置にものを置く習慣がついてしまいました。そしてさらに、定位置にものを置くことが習慣化されたため、帰宅してからやることのルーティン化までできてしまいました。
カバンを置く
↓
ヘアアクセ外す
↓
夜ご飯
たったこれだけの2ステップですが、これができないために今まで何個のヘアアクセをなくしてきたか……そして何回夜ご飯の前にダラダラしてしまったか……
最近は時間の無駄なロスを減らせている気がします。
ゴミを増やす買い物が減った
別に年がら年中、環境のことを考えて生きているわけではないのですが、それでも家の近くのコンビニに寄った時にもらった手袋を、10分後にゴミ箱に捨てる、という行為にはなんだかなぁ、と思っていました。
とはいえ、エコバックがない、とか、カバンが小さい、とビニール袋をもらわない努力はできていませんでした。
断捨離をするようになって、部屋のあちこちからビニール袋が出てきたのはこれまでのこういう行為が原因でしょう。
「環境のために」努力することができていなかった私も「自分の部屋の綺麗さを保つために」という自分のためのメリットを見つけると、自然とビニール袋を手に入れない生活ができるようになりました。
本来は環境のことを考えて動けるのがベストだとは思うんですが、なかなかそう上手くいかないことも多くて。今回の経験で、「環境のため」だけで動けないことは「自分へのメリット」を探すといいのかな、という気づきも得られましたね。
断捨離が済んだら、極力「捨てる」「ゴミを生む」行為を減らしていけるようになりたいなぁという目標もできました。まだまだ環境のため、だけに動けない未熟な私ですが、少しでも環境に優しい生活ができるようになるといいなぁ。
断捨離はただものが減るだけではない
さて、今回は私の断捨離の感想を述べてきました。
これまで、断捨離というと「ものが溢れかえった部屋をどうにかするために行うこと」だと思っていましたが、それだけじゃありませんでした。
・探し物の時間が減る
・部屋を片付ける時間が減る
簡潔にいうと人生において必要のない時間のロスが減りますね。スゴイ。
マキシマリストの断捨離には苦難も多いのですが、それをどう乗り越えながら断捨離をしているかはまた別の機会に書こうと思います。
断捨離、素敵な行動ですね。
追記:久しぶりの記事、うまくかけていないところもありますが、目をつむってください。